こんにちは、しーるです。
Microsoft Office 365 Exchange Online を利用して、プログラムからメールを送信するための設定方法です。
さて、Microsoftの資料を参照したいという人は、下記を見てください。
※サーバー名やポート番号を確認できます。
・ユーザーの POP3 または IMAP4 アクセスを有効または無効にする
※必要なプロトコルの有効化する方法を確認できます。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj200718(v=exchg.150).aspx
※送信元のIPアドレスを登録する方法です。
この3つのリンクを読めば、より深く設定の意味がわかるかと思います。
面倒な人は下記手順で出来ます。
1 .EACから [受信者] > [メールボックス] に移動しPOP3 を有効にするまたは無効にするユーザーを選択して、 [編集]編集アイコン をクリックします。
[POP3:無効] で、 [有効にする] をクリックします。
PoweShell だと下記のコマンドです。
Set-CASMailbox -Identity “UserName” -POPEnabled $true
2. 接続用アドレスを確認します。
SMTP
サーバー名 : smtp.office365.com
ポート番号 : 587
暗号化方式 : TLS
テストをしてユーザーアカウントへSMTP接続し、送信できるか確認します。
送信が出来れば完了です。
3. 自前SMTPサーバーを使い、office365へ送信したい場合の設定
送信元SMTPサーバーをホワイトリストへ追加し、受信できるように設定します。
・Exchange 管理センター (EAC) で、[保護] > [接続フィルター] に移動し、既定のポリシーをダブルクリックします。
・[接続フィルター] メニュー項目をクリックし、IP 許可一覧、にSMTP送信元アドレスを追加します。
・[セーフ リストを有効にする]に チェックを入れます。 ←重要
※既知の送信者からの電子メールをブロックしないようにします。
IPアドレスが固定出ない場合は、最悪DDNSを使ってとかでも出来そうですが、微妙な感じもします。(検証していません)
以上です。